久志 芙沙子。 「滅びゆく琉球女の手記」論

琉文21 » 1973年9月 『青い海』久志冨佐子「滅びゆく琉球女の手記」(昭和7年)

メールには、1月23日、坂野興氏は異父兄の安良城勝也氏とお会いすることになり、胸がたかまる思い、と伝えてきた。 将来、「小説・久志芙沙子」をどなたかがお書きになることでしょう。 ところが、その内容に対して東京の沖縄県学生会から、同小説が沖縄のことを悪く書いている、またやと同一視されては困るというクレームがつき、連載が中止される。 本名はツル。 また北海道にはアイヌ、樺太にはアイヌその他の土人あり。 沖縄の現実をありのままにつづり、同郷の人から激しいバッシングを浴び絶筆。 父は漢詩人の久志助保、祖父は漢詩人で評定所筆者主取を務めた久志助法である。

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ことばと新人賞|書肆侃侃房

形式はテキストまたはワード形式でお願いいたします。 現在見ることができるのはほぼ一六枚分であり、全体の三分の一程度と言うことになる。 すなわち久志は、同時代の沖縄女性の中の限られたエリートだったのである。 「本質的には、何らの差別もない、お互いに東洋人だと信じて居ります」という発想は、当時、少なくとも「たてまえ」としてはそう珍しいものではなかった。 久志芙沙子。

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折られた筆:琉球と愛知をつなぐ2人の作家/上 久志の怒り感じ取り 作家・大島さん「書き残す必要ある」 /愛知

2004年6月、早稲田大学法学部教授の勝方(稲福)恵子先生からお手紙をいただいた。 13 糖業については以下の論考による。 その孫は、遂に泣き狂う彼女を残して死んで行った。 二、〈同化〉意識と筆禍 沖縄をめぐる筆禍事件とその背後の意識の問題については、既に多くの先行研究があり、最近では小熊英二の『〈日本人〉の境界』(8)がよく知られている。 琉球処分後父が糖業に失敗し、一家は没落したとされるが、このような経験をした琉球士族は稀ではなかった。 。

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200803 久志芙沙子|小池みき|note

防衛庁というベール(私の偏見にみちた)を取り除くと、そこにあるものは、久志芙沙子さんのすぐれた「作品」 失礼ですが・人物 そのものではないか、と思いました。 三、久志芙沙子 久志芙沙子の実像を見極めるのは現在では、きわめて困難である。 日程の都合上、1回分の講義は中止となります。 この切っ掛けを直接つくったのは勝方先生であったが、それを勧めたのは私だったので、黒子として嬉かった。 そして不幸を一身に背負うかのような過酷な状況にありながら、ひたすら耐え抜いて生きる「叔父の父の妻」。 例えば河上肇講演事件の概略を示すなら以下の通りである。

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ことばと新人賞|書肆侃侃房

(11)花田俊典「沖縄方言論争三考」『日本近代文学』第52集 一九九五・五。 番組では芙沙子の孫が祖母の足跡を追って旅をします。 沖縄人をアイヌ民族や台湾先住民族と同列視するのはけしからん、という差別です。 内面的な苦悩の持続が「結ばないまげ」という視覚イメージによって印象深く表現されており、「琉球女」という物珍しさで売ろうとしなくても、相当の水準に達していると言ってさしつかえない。 しかしあえて有効な反論を想定するならば、次のようになるだろう。 ここに描かれているのは、物質的な貧しさだけではありません。

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ことばと新人賞|書肆侃侃房

永井太郎(ながい・たろう) 1992年東京都生まれ。 7月初旬、現地に出かけた。 『那覇市史』資料編第二巻中三。 次に示すのは、この筆禍事件が起こった当時に用いられていた、尋常小学校の地理の教科書の記述である 18。 そこで、私の守備範囲を愛知県とその周辺で沖縄に関係すること、に限定した。 兵学校入学試験に4番卒業試験に3番になった漢那大佐が芋の蔓でもあったら未来の海軍大将だらうが琉球おなじ芋畑でも蔓がちがふているからどうなるかしら 伊波普猷屋比久孟昌金城紀光照屋宏島袋松なども皆同時代の人で違った方面で前途を開拓している」以上抜粋してお紹介する訳である。 そこには、私でしかできないことが少しはあるはずだ。

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久志芙沙子

この時、偶然、「解脱会」という宗教を信仰していた、を聞いた。 妾達琉球人は、この大きな都会の中で も、常に茸かなんぞのように、かたまっていたい性質を持っている。 自分のことを「無教養な女」と言うのも、もちろん皮肉をこめてのこと。 また復帰後の「インタビュー」および「四〇年目の手記」は、一九七三年『青い海』二六号でみることが出来る。 組踊は久米舞とは関係がないと断言し琉球人自身は面白かったが支那人鹿児島人には有難迷惑だったらう。 私も大叔母から聞いたことがあります。

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幻の作家久志芙沙子さんは名古屋にいた

思うにナベとヨシヤの歌を琉歌から取去ったらゼロになることを自分(田島先生)は確信している。 (新仮名遣いに改めてあります) 「ハジチ」(手の甲などに入れ墨を入れる、沖縄女性の風俗)が差別の対象になったことはよく知られています。 どうもこれはイボの始まりのようだ。 ・作品のルビは【】や[]などで処理してください。 早速、名古屋市中川区戸田の坂野光氏宛に手紙を差し出した。 内容は大学生と同棲(せい)する、離婚経験のある年上の女性の苦悩を描いたもので、「実話」と銘打ちながら、インタビューと照合すると、完全な虚構と思われるものである。 東京の沖縄県学生会や県人会、また著者の実際の叔父からも抗議があったそうです。

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