源氏 物語 夕顔 現代 語 訳。 『源氏物語』の現代語訳:夕顔1

『源氏物語』の現代語訳:夕顔15

父の死後、頭中将(当時は少将)と結ばれて一女(後の)をもうけるが、本妻の嫉妬を恐れて姿を消した。 殿上 ( てんじょう )の宿直役人が姓名を奏上する名対面はもう終わっているだろう、滝口の武士の宿直の奏上があるころであると、こんなことを思ったところをみると、まだそう深更でなかったに違いない。 による定家本の・・• 渡殿(=渡り廊下)にいる宿直の人を起こして、 「紙燭(しそく=細い松の棒で、手で持つ部分に紙を巻いた照明具)をつけて参れと言ってくれ」 とおっしゃると、 (右近が)「どうして行けましょう。 お呼び寄せになると、お返事して起きたので、「紙燭を点けて持って参れ。 ^^; とか言ってなんとなく怖がって不気味に思っているので、 「あの建て込んでいる住まいに慣れているからだろう」(下町なのかしら?町中なのかな?女性の住まいは) と、面白くお思いになる。 右近、大夫のけはひ聞くに、初めよりのこと、うち思ひ出でられて泣くを、君もえ堪へ給はで、我一人さかしがり抱き持ち給へりけるに、この人に息をのべ給ひてぞ、悲しきことも思されける、とばかり、いといたく、えもとどめず泣き給ふ。 坊様などはこんな時の力になるものであるがそんな人もむろんここにはいない。

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『源氏物語』の現代語訳:夕顔2

日本語の形容詞は、平安朝を頂点にして、漸次、時代とともに減少の一路を辿っているといわれている。 遺骸はまだ恐ろしいという気のしない物であった。 池も水草でうずめられた 凄 ( すご )いものである。 01 どなたさまの御世であったか、女御や更衣が大勢や仕えなさっていた中に、たいして重い身分ではなくて、めだって御寵愛の厚い方があった。 名対面より後に行われる。

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紫式部 與謝野晶子訳 源氏物語 夕顔

物に襲われるような気持ちになって目を覚ますと、灯(ひ)も消えてしまっていた。 幾日かして惟光が出て来た。 「非常に物恐れをなさいます御性質ですから、どんなお気持ちがなさるのでございましょうか」 と右近も言った。 04 朝晩の宮仕えのたんびに、人さんの気ィばっかりもまして、恨みをうけたのがつもりつもったのどっしゃろか、病気がちで、心細そうに、お里にばっかり下らはりますので、 05 余計ふびんにお思い遊ばして、人々のそしりもお構いやさんと、このことが世の例しにもなってしまいそうなおもてなしでござります。 左大臣家のほうへもそんなことで行かれぬという手紙が行ったのである。 ちょっとしゃれた作りになっている横戸の口に、黄色の 生絹 ( すずし )の 袴 ( はかま )を長めにはいた愛らしい童女が出て来て随身を招いて、白い扇を色のつくほど 薫物 ( たきもの )で 燻 ( くゆ )らしたのを渡した。 まったく同じ解釈をされているわけではありませんが。

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『源氏物語』の現代語訳:夕顔1

02 はじめより、我はと思ひあがり給へる御かたがた、めざましきものに貶(おと)しめ妬(そね)み給ふ。 主君の寝室の中へはいるというまったくそんな不謹慎な行動をしたことがない滝口は座敷の上段になった所へもよう来ない。 滝口を呼んで、 「ここに、急に何かに襲われた人があって、苦しんでいるから、すぐに 惟光朝臣 ( これみつあそん )の泊まっている家に行って、早く来るように言えとだれかに命じてくれ。 惟光の家の隣に、新しい 檜垣 ( ひがき )を外囲いにして、建物の前のほうは上げ 格子 ( こうし )を四、五間ずっと上げ渡した高窓式になっていて、新しく白い 簾 ( すだれ )を掛け、そこからは若いきれいな感じのする額を並べて、何人かの女が外をのぞいている家があった。 私もそう思うが 軽率 ( けいそつ )な恋愛 漁 ( あさ )りから、人を死なせてしまったという責任を感じるのだ。 03 また、この方と同じ身分の更衣たち、あるいはそれより低い地位の方々は、なおさら気が気でありません。

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『源氏物語』の現代語訳:夕顔15

強姦してやりました」とおっしゃる。 無我夢中でお茶を召し上がって興奮を鎮めてから、「あのとき光源氏はこう思った」とか「女君はこう思った」とか、 さらに「光源氏がもし現実にここにいたら、私はぜひいちどお願いしたいわ」などと際どいことまでおっしゃったのだった。 暗くて」 というと、 (源氏は)「なんと、子どものような」 とお笑いになって、手をたたいて(人を呼ぶと)、こだまが返ってくる音がひどく気味が悪い。 【例】 『万葉集』10「君が代も吾が代も知るや磐代の岡の草根をいざ結びてな」中皇命 同 4501 「やちくさの花は移ろふ常磐なる松のさ枝をわれは結ばな」大伴家持 同 3056「妹が門行き過ぎかねて草結ぶ風吹き解くなまたかへりみむ」作者未詳 ですから、ここも ほのかにも……ほんのかりそめであっても、 軒端の荻を結ばなかったら(二人の仲を神に祈らなかったら)この露のようにはかないうらみごと 何にかこつけて訴えることができたでしょう うらみごと……あなたが冷淡だと言ううらみごと。 (源氏は)「紙燭(=小さな松明)をつけて参上せよ。 「ところで、ここより人の少ない所などどこにあるだろうか」とおっしゃる。

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夕顔 (源氏物語)

「私から申し込みを受けたあすこの女はこの 態 ( てい )を見たら驚くでしょう」 などとこぼしてみせたりしたが、このほかには最初夕顔の花を折りに行った随身と、それから源氏の召使であるともあまり顔を知られていない小侍だけを供にして行った。 帝の後宮に女御更衣数多(あまた)犇(ひし)めくその中に、そう上等という身分ではないが、抜きん出た寵(ちょう)を得て輝く女があった。 [現代語訳] 『揚名介(地方の役人)である人の家ということでございます。 」とのたまへば、 (光源氏が)「渡殿にいる宿直人を起こして、紙燭をつけて(こちらへ)参上せよと言ってきなさい。 そんな日々が続いたからか、桐壺は病気がちとなり、実家に下がって臥せることも多くなった。

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『源氏物語』の現代語訳:夕顔1

別れ行く間も昼の間もその人をかたわらに見がたい苦痛を強く感じた。 風がわずかに吹いているうえに、人気も少なくて、仕えている者は皆寝ていた。 」と言って、手探りなさるが、(夕顔は)息もしていない。 右近はただ気味が悪いと思っていた気持ちがすっかりなくなってしまい、泣き乱れる様子はまことにひどいものだ。 全く、世間に困った例として語り伝えられそうな、目を見張るばかりのお扱いをなさいます。 それから知れることになってはとの気づかいから、隣の家へ寄るようなこともしない。

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